国税専門官(公務員)の合格を応援するブログ(独学者推奨)

国税専門官などの公務員試験の合格を応援します^^

スポンサードリンク

満遍なく勉強しては受からない!合格するための試験科目

国税専門官合格アドバイザーの朝比奈です!

 

今日は国税専門官の試験科目について説明していきます。

 

まず受験資格を有していることが必要となります。

 

① 21歳以上30歳未満の者

② 21歳未満の者で次に掲げるもの

 a) 大学を卒業したもの及び試験の実地年度の3月までに大学を卒業する見込みのもの

 b)人事院がa)に掲げる者と同等の資質があると認める者

以上が受験資格です。

 

結局のところ年齢の話ですので、そう気にすることではありません。

 

続いて試験科目です。

 

国税庁の発表では

 

基礎能力試験(多肢選択式)

 

公務員として必要な基礎的な能力(知識及び知能)についての筆記試験

出題数は40題

 

知能分野 27題

 文章理解11、判断推理8、数的推理5、資料解釈3)

 

知識分野 13題

 自然、人文、社会13(時事を含む。)

 

 

具体的には 地理 数学 物理 科学 生物 日本史 世界史 政治、経済 時事 で構成

 

専門試験(多肢選択式)

 

出題数は70題

<必須>

次の2科目(16題)

民法・商法、会計学(簿記を含む。)

<選択>

次の9科目54題(各6題)から4科目24題選択

憲法行政法、経済学、財政学、経営学政治学社会学・社会事情、英語、商業英語、情報数学、情報工学

専門試験(記述式)

次の5科目(各1題)のうち1科目選択

憲法民法、経済学、会計学社会学

 

となっています。

 

試験科目だけ見ますと合計で20科目を優に超える科目数をこなさなければいけないことになります。

 

しかし皆さんに勘違いしないでいただきたいのは、

 

 

試験科目をすべて勉強してはいけない!

 

ということです。

 

皆さんはこれまでにセンター試験や大学受験で既に教養科目についてはいくつかの科目を勉強しているかと思いますが(私は2科目受験で大学に入ってので国語と世界史以外はまったくでしたw)

 

あの長々とした世界史で1~2点、日本史で1~2点、

 

生物、地理、化学、数学、物理、思想でそれぞれ1点

 

しかしこの1点を取るために世界史か日本史ですべての範囲を勉強したら膨大な時間を掛けることになってしまいます。

 

はっきり言います

 

 

それでは落ちます

 

 

時間と能力に余裕があって、大学受験の内容が頭に色濃くのこっているなら話は別ですが、基本的に日本史と世界史の両立は無理です。そして世界史に限ってもすべての範囲をやっている時間はないです。

 

さらに文型と理系の違いから、

 

おそらく化学と物理と数学がまったくできないという方も出てくることかと思います。

 

ここが公務員試験のポイントです。

 

できない科目は捨てましょう。

 

 

3科目までならまったく問題ありません。

 

 

5科目捨ててもいけます。

 

 

私は4科目捨ててましたw。

 

いったいどうゆうことかといいますと

 

まず第一に

 

国税専門官の試験は専門重視です。

 

教養試験も専門試験も40問ですが

 

専門の試験の点数は1.5倍されます。

 

第二に

 

合格点は年によってばらつきはありますが

 

教養で5割

 

専門で6割

 

これで十分です。

 

教養でサボっても専門さえ何とかすれば何とかなりますw

 

なんでこんなに合格点が低いのかというと、

 

おそらく国税特有の試験科目の存在です

 

それは専門試験の会計学と商法です。

 

多くの受験生は公務員試験を受ける際に、色々の試験を併願して受けるのですが、国税専門官を受ける人の大半はこの会計学、商法を真剣に勉強していません。

 

この科目は理解に時間を有する上に他の試験で出ないのであんまりおいしくないんですね。正直な話、この2科目で10問も出題されるのですがやってなくても合格するかたが大量にいます。それほどに合格点は低いです。

 

なので私はこのブログを見てくださっている方には強くこの2科目を勉強することを進めます。この2科目をしっかりしておくだけで、からりのアドバンテージになります。理解に苦しむこともあるかもしれませんが、正しい勉強と教科書を使えば必ず合格点を取れます

 

もし余裕があるのなら

 

余裕があってこれらの科目(理解の難しい物理や化学)

 

に手をつけるくらいなら選択式である専門を余分に1科目勉強しましょう

 

それはなぜかというと、

 

公務員試験では、試験本番に

 

解らない!っていうか・・・・・難易度上がってね!?

 

ありますありますちょーあります。

 

てか毎年ありますね。

 

具体的には政治学と経済学と社会学です。

 

しかもこれらは暗記科目ですのでその場ではどうあがいてもどうにもなりません。

 

いわゆる地雷科目ですね^^;

 

そのため保険科目として経営学をおすすめします。理由は後日書きますが、比較的毎年安定しているので手をつけて損はないかと思います。

 

最後に

 

それぞれの試験科目で毎年、試験科目ごとに傾向があり、出るところだけに絞った勉強が必要となります。出ないところをやっていかない。これも国税試験のポイントとなります。

 

出ることろだけを勉強し、対策を立てる

 

一見こんな近道ばっかりでいいの?

 

っと言いたくなるかも知れませんが、

 

国税試験は近道しか合格の道はない

 

と思っていただいて結構です^^

 

いかに必要な出るとこをやっていくかです。

 

これ以外にありません。

 

そしてこれから、その近道と勉強法をここに書いていくつもりです。

 

皆さんの勉強手助けになれたら光栄に思います!